大正寺は臨済宗建長寺派のお寺です。
創立頃は大笠山林泉寺と称し、 桂昌寺の隠居寺でした。

大正元年に林泉寺と桂昌寺が合併し、萬壽山 大正寺(まんじゅさん たいしょうじ)となりました。

当山は、慶長年間(一五九六年 〜 一六一五年)に
春林玄甫禅師(雲居寺第三世)を
桂昌寺の開山として迎え創健されました

現在の大正寺は、創め大笠山林泉寺と称し、廣澤山桂昌寺の隠居寺であったと言い伝えられています。
明治39年3月17日、「久保沢温泉坂の火事」にまきこまれて桂昌寺は、焼失しました。
その後、大正元年12月6日、桂昌寺と林泉寺が合併し、新たに大正年号を記念として「大正寺」と改称しました。

堺外地に、大正寺 洗心館、大正寺 桂昌苑墓地、久保沢観音堂を管理しています。

歴代住職

歴代住職(元林泉寺) 示寂年月
第一世 春林甫禅師 永禄十三年(一五七〇)六月六日
第二世 春溪永和尚 元和六年(一六二〇)十二月二十七日
第三世 一叟栄和尚 元和七年(一六二一)五月十四日
第四世 慶雲関和尚 元和九年(一六二三)三月七日
第五世 林叟全和尚 寛永二十年(一六四三)十一月五日
第六世 悦堂誾和尚 延宝七年(一六七九)七月十一日
第七世 正覺琳和尚 宝永五年(一七〇八)一月二十六日
第八世 英州俊和尚 宝暦九年(一七五九)一月三日
第九世 壁翁観和尚 宝暦三年(一七五三)四月六日
第一〇世 眞宗常和尚 寛政四年(一七九二)一月十日
第一一世 月燈明和尚 文化十一年(一八一四)七月二十日
第一二世 大淵審和尚 文政三年(一八二〇)十一月七日
第一三世 寛龍款和尚 天保十五年(一八四四)二月九日
第一四世 禅巖定和尚 弘化二年(一八四五)七月十二日
補住 市隠裔和尚 明治二十九年(一八九六)七月十三日
第一五世 魯道誠和尚 大正八年(一九一九)八月六日

桂昌寺の二三世を継承する。

第二四世 廣道明和尚 昭和三十六年(一九六一)三月二十三日
第二五世 壽山俊和尚 昭和四十三年(一九六八)十二月二十二日
第二六世 白雲然和尚 湘南寺
第二七世 稲富東耕和尚 浄光寺
第二八世 現住職・安藤良道

嶺雲会

令和5年9月26日

嶺雲会 大正寺本堂前 令和5年9月26日

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